なめこ栽培キットシリーズ「なめこのブロックパズル」（株式会社ビーワークス様）

株式会社ビーワークス様はどのような事業を営む会社でしょうか。

会社全体ではデザイン制作会社として、主に出版物や広告のデザイン制作やWEBサイト制作などを手掛けています。
ゲーム事業部では、スマホゲームアプリの開発・販売を行なっていて、『なめこ栽培キット』シリーズをスマートフォン黎明期に開発しました。

なめこ屋公式X

今回は、全世界6000万ダウンロードを突破している『なめこ栽培キット』シリーズのグッズ企画ということですが、きっかけはどういったことでしょうか。

もともと『なめこ栽培キット』のグッズ展開は自社では一切行なっておらず、なめこグッズの製造・販売に興味を持ってくださったメーカーさん（ライセンシー）主導で行っていました。その版権管理は別会社様に一任していました。
しかし『なめこ』のブームが落ち着くにつれ、新商品の提供が減ってしまいました。
多くの熱心なファンがなめこの新しいグッズを求めている中で、アプリだけではなく形に残るものをお届けしたいという思いから、当社自身によるグッズの企画・販売に踏み切りました。

グッズの商品開発において、大切にしていること、こだわっていることなど教えてください

持っているだけで毎日がちょっと嬉しくなるような商品をお届けしたい、という思いで商品開発を行なっております。キャラクターの「なめこ」との相性の良さはもちろんですが、お客様がアイテムに対して、商品化に至るストーリー性を感じていただけることを念頭に企画しています。

「なめこ」との相性や商品化へのストーリー性を大切にしたなかで、「なめこのブロックパズル」という企画が生まれたわけですね。

ビーワークスでは「なめこ」の公式YouTubeチャンネルを運営しており、なめこが出演者とブロックパズル対決する企画が人気を博しシリーズ化しています。そんなブロックパズルを弊社オリジナルデザインで提供すれば、ファンの方にも喜んでいただけるのではと思い商品化を企画しました。

【YouTube】ボールナメコニッポン花菌 第58回「なめこのブロックパズル対決」

自社企画の「なめこのブロックパズル」ですが、どうして弊社ニチガンにOEM生産の依頼を行おうと思ったのか教えてください。

ニチガン公式サイトを拝見し「日本で一番長く木のおもちゃをつくっています」というキャッチに惹かれました。弊社の自社企画商品としては初めての木の玩具製品だったこともあり、製作には長い歴史と「安心で安全なおもちゃを子どもたちに届けたい」との信念のあるニチガンさんにお願いしようと思いました。

様々な素材(縫製品・プラスチック・アクリル・シリコン)がある中でなぜ木を選んだのでしょうか。

「なめこ」はゲーム内でも原木に生えています。キャラクターと商品の特性を考えると「木」以外の選択肢はなかったです。

商品を製作する過程でこだわった部分はどういったところでしょうか。

パッケージを含めて、お家に置いておいた時にインテリアとしても楽しめるように、シンプルなデザインにしました。
ブロックの印刷面は当初、側面の2面でご相談しておりましたが、小口側に「なめこ」の顔を印刷してなめこの顔をツンツンするように遊んでもらえたら、より楽しくなるのではというアイデアが生まれ、急遽3面印刷に変更していただきました。販売開始直前で仕様を固めないといけないタイミングでしたが、ニチガンさんには迅速にご対応いただけて大変助かりました。
細かいところでは、ブロックを積む時や、片付けの時に役立つ透明の補助プレートを付けたことです。

「なめこのブロックパズル」発売後の反響など教えてください。

購入していただいたお客様の感想は

• 思っていた以上に品質が良い
• 購入時は価格が高いと思ったけど、届いた商品を見て納得した
• 木の手触りがよい
• ブロックの崩れる音も心地いい

などととても満足いただいていたようです。
お手元に届いた商品となめこのぬいぐるみを一緒に撮ってSNSに投稿してくださるお客様も多くいらっしゃいました。

よろしければ、ニチガンに依頼してよかったところを教えてください。

とにかくレスポンスが早く、疑問や要望に素早くご対応いただきました。木の材質や印刷についてアドバイスをいただきながら、玩具安全検査についてや、検査済みの商品の「注意書き」「対象年齢」の表記についてもご助言いただき、大変心強かったです。そして大変勉強になりました。
素材の質感が高く、まさに持っているだけで嬉しくなる商品ができました。
なめこを始めとするスタッフ一同、大満足の仕上がりでした。

木製品の企画やOEM生産に踏み切ろうとしている企業や担当者の方へメッセージをください。

木製品の検討中の皆さま、経験とノウハウと信念をもったニチガンさんにお願いすれば間違いありません。まずは気軽に相談してみてください。