開発者の考え「店舗巡回と商品開発」
営業活動の一環ではあるが、弊社では定期的に販売店(専門店・百貨店)に出向き、店舗の状況確認や商品の案内などの販促活動を実施している。
自身も過去には長らく営業担当の経験もあったのだが、最近、営業担当者のヘルプとして関東近郊の専門店へ販促活動を行ってきた。
久々に集中しての十数店舗ではあったが、なかなか勉強になる事もある。

店舗での丁寧な対応に感謝
目的は直近で発売する新製品や既存商品の入荷案内であるが、店舗様との直接取引は無いので流通は問屋様からという事が前提となる。
各店舗を伺ってまず最初に感じたことは、どの店舗においても接客で忙しいタイミングがあるのにもかかわらず、非常に丁寧な対応を頂いた事である。
もちろん事前にアポイントは取っているが、それでも店舗によってはレジにお客様が並んでいるような状況もあり恐縮してしまうがタイミングを見計らって快くお話し頂いている。
こちらからは日々のお礼から始まり自社製品の資料をお渡しながらの説明となるのだが、当然販売店により売場の広さ、陳列棚の数や位置、在庫量の問題、また購買層の違いなどがあり、一律の案内とはいかない。それぞれ店舗側の事情をも勘案しながらの案内となる。
どちらの店舗も当社のことや取り扱いアイテムは熟知されているので案内自体はスムースに進められ大変有難い。
あらためて感じる「100点満点の商品開発」の責任
当社の木製雑貨は比較的好印象で受け留めて頂いいており、スペースが取れるお店ではサンプルを出しながら綺麗に陳列頂いている。
それらを見て(開発者として)逆に感じる事は、改めて売れる商品を開発しなければという意識である。
せっかく店舗の担当者に発注して頂き、スペースを取って陳列して頂いた商品にもかかわらず売れないとがっかりされてしまうのではないかという思いが芽生えてしまう。
お客様に数千点ある商品の中から弊社の商品を選んでもらうのは奇跡に近い事ではあるのだが、その奇跡を積み重ねていけるような商品を考えなければならない。
「今まで果たして100点満点の商品を作ってきたか?」と思わず自問してしまう。
そう考えると机上で商品案を考えているだけでなく、実際に店舗に足を運びお客様に一番近い店舗担当者から商品に対する感想や意見を直接伺うという事は大変貴重な経験となる。
また売場によっての空気感の違い、お客様の行動、他社製品の内容、トレンドなどもぼんやりではあるが感じる事ができるのもプラスになるのではないかと考えている。
いずれにせよ、商品を開発し販売するという行為は全ての流通(メーカー→問屋→販売店→消費者)においての責任と、利益を供与出来なければ意味がないという事を改めて考えさせられる。
これは自社製品だけではなく、OEM商材に関してもクライアントに対し想定以上の利益を供与できるよう努力も不可欠である・・・ということである。
余談であるが、販促活動は電車を乗り継ぎあちらこちらと歩きまわり体力的には消耗しているはずであるが、活気のある店舗で若い担当者さんとお話させて頂くと、意外に疲れを感じないのは私だけであろうか。